広島市安佐南区大町にある薬局です

お薬代は薬の値段（薬価）だけではなく、受付基本料や調剤料（薬を作る手間にかかる値段だと考えて下さい。）その他の組み合わせによって決まります。
現在（２０２１年９月現在）では、複数の病院・医院等で発行された処方箋を同時に薬局に渡して薬をもらうと、2枚目以降の処方箋の受付基本料が安くなることになっております。
処方箋の有効期間は基本、発行日を含めて４日以内ですので、お急ぎでない場合は、まとめて一軒の薬局に処方箋を持参するのがお得ということになります。
国の求めている、「かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局」の意図にそうものですので、是非ご利用下さい。

「お薬手帳」を常に持参頂いている患者様はかなり多くなっているのを実感しております。
しかしながら、滅多に病院等にかからない方も多く「お薬手帳」についてご存知ない方もいらっしゃると思います。
「お薬手帳」とは、自分の使用している医薬品を記載することによって、飲み合わせやお薬の重複をチェックし、副作用や薬の相互作用のリスクを減らすことを目的とした手帳です。副作用歴、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができますし、災害時や急に具合が悪くなったときなどに、自分使用している薬の情報を正確に伝えることが出来ます。
また、現在ではお薬手帳を持参した方が、薬代が若干安くなる場合もございます。
お薬手帳を是非持参下さい。

ジェネリック医薬品という言葉は皆様耳にしたことが多いと思いますし、既に利用されている方も多いと思います。
「後発医薬品（ジェネリック医薬品）は、先発医薬品と治療学的に同等であるものとして製造販売が承認され、一般的に研究開発に要する費用が低く抑えられることから、先発医薬品に比べて薬価が安くなっています。」（厚生労働省のHPより）
本来であれば、企業努力して開発された先発医薬品を使用することが、データや情報の豊富さ、また画期的な新薬を開発するための資金源の獲得といった面からも、望ましいと私共は考えております。
しかしながら、日本のおかれている「超高齢社会」の現状を乗り切るためには、医療費を真に必要な方に分配できるようにするためにも、ジェネリック医薬品の使用を推進しなければならないという国の方針も理解できます。
またジェネリック医薬品の中には、先発医薬品よりも飲みやすいように工夫されたものもありますし、AG（オーソライズドジェネリック）といって、製薬会社から許諾を得て、先発医薬品と同等の（原薬や添加物、製造方法で全て同一）の後発医薬品もあります。
医療費の出費を抑えたいとお考えの方、ジェネリック医薬品についてもっと知りたいという方はご相談下さい。

服用する薬が多くなればなるほど、有害事象（副作用）の発現頻度が高くなることが分かっております。薬の相互作用や多剤服用をチェックし服用薬剤の種類を可能な限り少なくできるように努力いたします。
是非「かかりつけ薬局」に御相談ください。

ある調査では、家庭で飲み残した残薬は年間５００億円にのぼると言われております。残薬を整理し、無駄な医療費を削減できるようにアドバイスいたします。また用途不明の薬等があれば、自分の薬局でお渡しした薬以外でも整理いたします。お気軽に「かかりつけ薬局」にご相談ください。